夕方の温泉は、この日のハイライトです。露天風呂に浸かりながら雪景色を眺めます。熱いお湯と澄んだ空気のコントラストが心身をリフレッシュし、一年間の仕事や勉強で溜まったストレスを解き放ちます。入浴前には身を清めるという作法を守り、静寂と冬の空気の中、湯船から立ち上る湯気を楽しみます。これは瞑想と心身の回復の時間であり、旅のどんな娯楽や買い物よりも大切にしています。美食のプログラムには、ニゾ市場への訪問が欠かせません。そこで昼食に、新鮮なカニ、ウニ、サーモンを選びます。木のカウンターに座り、シェフが目の前で魚を捌き、最高の鮮度を保つ様子を眺めます。北の海の幸は東京のものと異なり、オホーツク海の冷たい水のおかげで、より濃厚で甘みがあります。この味をお土産に買って、友人や同僚に贈ります。
夕暮れ時の小樽運河を散策すると、古いガス灯や、ガラスと音楽の博物館に改装された倉庫が目に入ります。オルゴール店を訪ね、巻くたびにこの旅を思い出させてくれる曲を選びます。古い建物の屋根に積もった雪は、まるで世紀末の映画のような雰囲気を醸し出し、近代都市でありながら私たちを別の時代へと誘います。雪に反射する光の戯れや運河に映る提灯の光を捉えようと、たくさんの写真を撮りました。
この地域をレンタカーで巡るには、注意深さと氷上運転のスキルが必要ですが、私たちは地方免許を持っているので、そのスキルは身に付けています。ゆっくりと運転し、雪に覆われた野原や山々の景色を楽しみ、道沿いの小さな道の駅に立ち寄ります。そこで地元の乳製品やアイスクリームを買います。材料の質の高さのおかげで、寒さの中でも凍ったままです。道は冒険の一部となり、曲がるたびに電車では行けない新しい景色が広がります。
白い恋人やポテトチップスなどのお土産を買うのは、東京に残っている人たちを喜ばせるための出発前の必須の儀式となりました。新千歳空港では列に並び、帰国時に荷物の中で壊れないように箱を梱包します。クッキーや包装の香りは、1週間ぶりに遠い北国から持ってきた贈り物を届ける故郷の温かさを思い出させます。これは、今回一緒に来られなかった同僚や親戚との絆を強める、心遣いです。
東京に戻ると、休暇の終わりの寂しさと、故郷の快適さに戻った喜びが入り混じります。
北海道の冬のワンダーランド:北日本への旅
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